宇都宮大学 大学の世界展開力強化事業〜アフリカ諸国との大学間交流形成支援〜

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アフリカの潜在力と
日本の科学技術融合による
SDGs貢献人材育成プログラム

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世界展開力強化事業 推進チーム教員がガーナ大学を訪問しました!

ガーナ大学を訪問しました。 2022年9月に、本プログラムのメンバー栗原俊輔准教授(国際学部)および糸井川高穂助教(地域デザイン科学部)が、連携大学の一つであるガーナ大学(ガーナ)を訪問し、Deborah氏(Centre For Gender Studies And Advocacy)、Dzifa氏、Mavis氏(Institute of Statistical, Social and Economic Research)やEric氏(International Programmes Office)らと教員の招へいおよび学生の短期派遣について検討を進めてきました。ガーナ大学の学生の方々からは、日本への渡航を将来への投資にしようという積極的な姿勢でいる学生が多いことを教えていただきました。  

電子ゴミの墓場として知られるアグボグブロシーの解消に向けて当地でソーシャルビジネスに関わっている三坂氏と面談し、製品のライフサイクルをグローバルで考える必要性を間近で紹介いただきました。三坂氏らは、廃プラスチックをアグボグブロシーから回収し、細かく砕いてチップとし、原料として再生している。今はまだ原料ごとにプラスチックを分別できていませんが、将来的には原料ごとに分けられたチップとし、商品価値を高めていくことを計画しているそうです。

 

ガーナといえばチョコレートの原料カカオの産地として知られていますが、その生産の様子については以外と知られていません。今後のさらなる連携の可能性を探るため、カカオの産地を訪れ、カカオ農家の方々のお話を伺ってきました。今回訪問したカカオの産地は、首都アクラから自動車で数時間の距離にありました。カカオの産地では、住宅などの建物や道路や水道などのハードのインフラは都市部の方がはるかに発展していましたが、カカオの産地の近くの市街では、スマートフォンによる配車サービスなどインターネットを活用したデジタルインフラは都市部と変わらないほどに普及していました。

その他、JICAのガーナ事務所や日本大使館などを訪問させていただきました。ガーナに滞在する日本人学生へのケアへの感謝を伝えるとともに、本プログラムを紹介させていただき、多くの応援のお言葉をいただきました。